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  姚秦三蔵法師鳩摩羅什尊像 (Kumarajiva)   (依夢告謹写)

 この画像は、日時がハッキリしない夢告によって私(釈 功聴)が描いたものです。聞くところによると、鳩摩羅什像という絵像が書物に出てくるのが明代末期とのことですから、4〜5世紀に在ました鳩摩羅什の絵像というものも、そこに写実性はないということでありましょう。
 ならば、夢告による鳩摩羅什像を描いたところで、非難される根拠もないはずですし、多少なりとも資料を漁って、その時代の外国僧の装束を想定してもそれは許されることでしょう。いささか探索をして見つけた「鳩摩羅什像」(このページの下図の小画像)から、「オイオイ、これじゃ中国人の道教僧侶になりきってしまっているではないか。拙僧は、亀茲国の出身であるぞ。もう少しそれらしくしてくれや」と、私の夢の中で語りかけてきたのが、ここに描き出しました鳩摩羅什像です。悲しいかな、私にはデッサン力が乏しいので、これが限界です。鳩摩羅什さん、ご不満でしょうが御許しの程を願います。


 参考:文献に載っていた鳩摩羅什像
  

kumarajiva 鳩摩羅什 で検索しますと、画像検索の頁があります。参考になるかも。


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